『日本の伝統音楽』春期授業@国士舘大終了!

今年も多くの学生が『日本の伝統音楽』を受講し、春期を終えました。初めは「意味が不明」、「とりあえず履修登録した」という学生も15回の授業を通じて、箏・三味線の楽器の魅力にハマる学生が多いです。授業の後半は選択した楽器を学生同士で教え合います。学ぶことの難しさ、そしてそれを自分で理解して人に教えることの難しさも授業で体得してもらいます。

毎年の事ながら、これまで日本の伝統音楽や文化に興味がなかった学生が、授業を通じて考え方や捉え方が変わってくれる事にやりがいを感じます。

学生だけではなく、国内外の多くの方に日本伝統音楽・文化を体験して頂き、その魅力を伝えていきたいと思います!

イベント様子が掲載されています

3月に東京ガーデンテラス紀尾井町で行なった演奏・イベントの様子が、公式ページにUPされておりました。
http://www.tgt-kioicho.jp/event/archive/details/arch107.html
当日は多くの方々にお越し頂きまして、どうもありがとうございました!

これから夏になり、夜も外で過ごしやすい季節になりますね。(夏好きとしては、昨今の気温はまだまだ寒いです…)星空やお月様を眺めながら、様々な想いを馳せ、皆様今年の夏は、日本の音を心の中で響かせてくださいませ。音が思い出せない方、知らない方は、生の音を体験にいらしてください♪

国士舘大学”竹風会”

箏/三味線/きもの着付けなど各授業を担当している国士舘大学で、『竹風会』の新入生歓迎演奏会を行いました。竹風会はもう40年余り続く、国士舘大学の箏・三味線・尺八の同好会。父が指導者となり、数年前からは私と姉が引き継ぎ、これまで数多くの学生が授業以外にも学んできました。現在は女子学生4名ですが年度によって男女10名以上にもなります。昔は50名位いたそうです。

1年間の授業と放課後の稽古で学んだ学生達が、箏と三味線で発表の場を迎え、指導者としてはハラハラ・ドキドキでしたがよく短い練習期間で頑張ったと思いました。稽古は弟子も師匠も学ぶ事が多く、日々精進です。