あっという間に今期も完走!

2025年秋期の大学授業も無事に終了しました。
初めて和楽器に触る学生も多く、毎週の授業を通じて楽器と親しんで音を奏でる。個々人がどう楽器と向き合うか、楽しむか、それによって上達度も変わってきます。
音楽専門の大学ではないので、上手に弾けることだけで成績は決めていません。楽器の扱い方、親しみ方、理解力、などなど多岐にわたって観察し、学生の個性を引き出していければと思っています。
各クラスの雰囲気もありますが、何より『日本の文化に興味を持つ』『音を楽しむ』環境を作りたいと思っています。
授業の最後には箏チーム、三味線チームが1つの曲を合奏、そして自分が学んだ楽器を相手チームの学生に教えることもあります。教えることで初めて知る『難しさ』と『楽しさ』に向き合って欲しいから。

着付も初めて着物を着る子達ばかり。七五三で着た(らしい)けど『覚えてませーん!』がほとんど。
大学生になって着物って面白そうと思ってもらえるだけで、この授業を開講した甲斐があります。
着物も1から初めて最後の修了試験には全員が1人で着られるようになります。その達成感も味わって、自信に繋げて欲しいと思います。
今期は4年生の受講生も多く、これから社会人となっていくのだなぁ~と思うと、少しでも色々な知識を身につけて欲しくて余談も増えてしまう授業です。

新年会での演奏

今年も新年から様々なところで演奏させていただく機会を頂戴でき、感謝申し上げます。

東京赤坂ロータリークラブ様では、父・姉と共に新年会で演奏を、東京国分寺ロータリークラブ様&東京武蔵国分寺ロータリークラブ様の合同新年会では姉と演奏をさせて頂きました。

皆様新年から温かく迎え入れてくださり、耳を傾けてくださり、皆様が今年も良き1年となりますように、心を込めて演奏させて頂きました。

国分寺ロータリークラブ現会長の萩原会長には、私が高校生の時からお世話になっており、人生で幾度となく明るい道標になって支えてくださっています。会長になられた際に演奏させて頂けたことが本当に感慨深いです。

今年も色々なご縁を大切にして、邁進していきたく思います。

2025年定期演奏会ありがとうございました

今年の演奏会も無事に終了しました。

日々お稽古に励み、お弟子さん達が舞台で輝く発表会は、私も緊張と感動が伴います。

当日を迎えるまで「運営側として準備し忘れたことがないように」「誰も体調を崩さないように、怪我をしないように」「楽譜や備品など忘れ物がないように」など毎度のことながらハラハラ・ドキドキ心配をしております。

本番は舞台の神様が温かく見守ってくれているはず。。。ですが、たまにイタズラもされるので、それでこそ生演奏・本番の醍醐味なのでしょう。


改めてまして、演奏会を支えて下さいました会場、音響、照明、ナレーション、調弦、運営の皆様、そしてご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。

どうもありがとうございました。

秋の定期演奏会

今年で48回目。恒例の定期演奏会のお知らせです。

1年に1度の定期演奏会は、柳内門下のお弟子さん達が一同を介して、お稽古の成果を発表させて頂く機会です。
父の多くのお弟子さん達は、私が生まれる前から習っている方々もいらっしゃいます。つまり、私の生誕〜今現在も全部の良し悪しの過程をご存知です(笑)本当にありがたい先輩達でございます。
私の一番新しいお弟子さんは、今年大学に入学した1年生達です。数ヶ月前までは『コト?』『シャミセン?』と全く楽譜も読めず、もちろん初めて楽器に触れた子達が、夏練習も経て舞台に立たせて頂きます。
そして、幼児部の女の子2名は今年が初舞台!一緒にドキドキ・ハラハラしながら準備をしています。

毎週や毎月、しっかりお稽古に通われて練習しているお弟子さん達には、いつも私が頭が下がる思いです。彼ら・彼女達のその気持ちに応えられるように、私自身も精進したいと身が引き締まる思いの定期演奏会でもあります。

入場無料の発表会でございますので、多くの方々に気軽に日本伝統音楽に触れて頂ける機会となれば幸いです。

2025年11月9日(日)
午前11時30~17時頃まで
代々木上原・けやきホール

浴衣の撮影

箏や三味線、着物の写真を撮って頂いたことのあるサカエさんが、ご自身の作品を制作するにあたり撮影にご協力させて頂きました。

ボケたり引きの絵画的な写真を撮り、その後は、、、サカエさんのアイディアと技によって独自の作品へと変わるとのこと。楽しみです!

 

先月、屋外での撮影でしたがいやはや猛暑だと浴衣でも暑いですね。。。

着物は『季節の装い』と言ってこの種類の着物は、この時期に着るべし!と、ある程度の”決まり”が昔からあるのですが、昔と今の東京の気温差を考えると、・・・そんなこと言っていられませんね。この”決まり”も、時代に沿って変更していくべきだと感じております。

 

Photo by  Sakae Okatomi



特別な年次総会

今年もご用命頂き、外国の方々が多く会員でいらっしゃる団体の、日本各支部の代表の年次総会で演奏をさせて頂きました。

 

ZEND LIVEでもご一緒させて頂いている和太鼓の筑紫珠楽さん。これまでも演奏をご一緒させて頂いている神永大輔さん。パワフルかつ繊細な演奏をされるお二人と演奏をまたご一緒したくて、今回お声掛けをさせて頂きました。

 

構想〜当日準備まで大変でしたが、外国・日本それぞれのメンバーの方々にお喜びいただけたようです。

舞台裏を支えてくださった温かいスタッフ達にも心から感謝です。笑いの絶えない仲間達と一緒に仕事ができることは、本当に幸せに感じます。

フランスと日本

昨年から着付けの個人レッスンを受講していたフランス人のベネちゃんが、フランス大使館での任務を終えて帰国することになりました。

とても勤勉で今ではすんなり自分で着物を着られるようになりました。帰国する際の引越し荷物は着物と帯でいっぱいだそうです(笑)

 

「フランスに帰ってもたくさん着物を着たいです!」と目をキラキラ輝かせながら話す彼女を見て、教えがいがあったなぁ〜と感じます。

「麻貴先生、フランスに教えにきて下さいね!」なんて言ってくれるので、フランスで「日本伝統音楽と着物のファッションショー」とかやりたいなぁと妄想したりします。

 

ここ数年、フランスとの関わりが多く、今まで感じてたフランスのイメージが良い意味でガラリと変わりました。3人で一緒に写ってるのは同じくフランス人で箏のお弟子さんのアナちゃん。

日本伝統音楽も着物も「歴史と共に今を息づく芸術」として各国に届けていきたいです。

ストリート箏

講義を受け持っている大学の学部長から『大学のロビーラウンジに箏を置きたいと思いますが、どうですか?」とご依頼いただきました。
姉と検討し『ストリートピアノ』のように『ストリート箏』風に作ろうか!と思い、このようにラウンジに置いています。
私と姉はこの大学で箏・三味線・きもの着付け、3つの異なる授業を教授しており、箏の授業を履修した学生たちに、この企画が楽しめたらいいな〜とも思っています。初めて見る・触る学生用にも”弾き方”の説明書を設置したり、”さくらさくら”の弾き方・楽譜なども用意しています。
楽器の安全・管理の面など心配事もありますが、まずは『身近に触れられる』機会の1つになれればと思っています。
屋内設置が前提ですが、ストリート箏がショッピングモールや児童館、一般的な施設や観光客が来る場所などにも広げられないかなぁ?と模索しております!

調弦師とは

芸術の秋には各地で演奏会が開催されます。今週末には我が舎中の定期演奏会がありますが、先日は裏方として別舎中のお手伝いに伺いました。
箏は曲によっていわゆる「チューニング(調弦)」がそれぞれ違います。ある古典曲はソ・ド・レ・ミ♭・ソ・・・とチューニングしたかと思えば、現代曲はレ・ミ・ファ・ソ・ラ・・・なんて具合に、曲ごとにチューニングが違うことが多々あります。箏は絃に『琴柱』というブリッジを付けて初めて音が出ますが、この琴柱の位置によって出る音が変化します。
箏の『演奏会』『発表会』という何曲も連続して演奏する場合には舞台裏でチューニングをひたすら続ける「調弦師」という役割があります。多くの場合には舞台で演奏する人以外に依頼します(他の舎中の人など)
我が舎中の演奏会で調弦師として長年お願いしている他舎中の先生の演奏会で、今年も私と姉の2人で調弦師としてお手伝いさせて頂きました。
調弦師は自分が演奏する時以上に、緊張します。。。間違えたら弾く人がパニックになってしまうな、とか、合奏の場合には1つ1つの箏の音程の微妙な差が合奏に影響したりするからです。

華やかに見える舞台には、裏方の支えが必ずあることを小さい時から両親に教えられ、今でもステージに立てること、そして裏方の仕事もできることを嬉しく思っています。

学園祭発表も終了

まだ師走じゃないのに、『芸術の秋』は毎年何かとバタバタ忙しないです。なかなかブログやSNSもアップできずにおります。。。

先日、箏・三味線・きもの着付けの授業を行なっている国士舘大学での学園祭があり、箏・三味線の部活『竹風会』の学生たちが演奏発表を行いました。
今年の春に卒業したり、海外留学している部員達もいるので今年はちょっと人数が少なかったですが、相変わらず皆んなが素敵な笑顔で華やかです!
夏休み中も稽古に励み、しっかり練習を続けた努力が音に表現されていました。

来月の定期演奏会@代々木上原でも彼女たちは出演します。
吸収力がとても豊かな若者たちに、私自身も学ぶことが多いです!