着付けの動画撮影

先月はコツコツと着物着付けの動画撮影をしていました。
女性着物は肌襦袢(下着)の付け方から名古屋帯を結ぶまで。男性着物は襦袢の着方から正装の羽織袴まで。男女ともに襦袢、着物、帯、袴の畳み方も。
特に腰紐の結び方や、女性は帯、帯揚げ、帯締めなど、男性は角帯、袴紐など特殊な結び方をするので、レッスンを受けた方もしばらくお着物を着てないと「あれ?!どうやるんだっけ!?」と忘れてしまいがち。そんな時に役立つようにと、姉とコツコツと不慣れながら簡易的な動画を制作してます。
ガッツリ作り込みたいけど、技術力が追いつかないので、まずはできることから!
私のレッスンを受講された方向けに、限定公開にする予定ですが、もしも「動画見て勉強したい!」という方がいればお声がけください(^-^)
ちなみに…動画撮影のある日、風邪で声がガラガラでひどい状態でしたが悪しからず・・・

ひな祭り演奏(竹風会)@鶴川・虚心亭 

ご縁を頂戴し、ひな祭りの茶会にて、私と姉が演奏指導をしている大学の公式部活である”竹風会”の有志メンバーで演奏をさせて頂きました。国士舘大学21世紀アジア部のキャンパスがある町田市鶴川は、戦前後の日本で偉業を成した白洲次郎の旧邸が残るなど文化的な要素も多い土地です。

その土地にひっそりと佇む茶室”虚心亭”があります。見事な茶室・離れ・日本庭園があり素晴らしい場所でした。


素敵なお雛様の数々が飾られた茶室にご来訪下さったお客様達にお茶とお雛様と演奏の融合が、一時でも素敵な時間となったならば嬉しいです。

雛壇に箏、三味線も飾られていてびっくり!雛飾りの一部として箏&三味線があるのは初めて見ました。


学生達も練習時間が少ない中、よく頑張りました!

ICUロータリー平和センター学生への演奏公演

先月末、ICUロータリー平和センターの学生たちをご招待し、我が家の稽古場で日本伝統音楽の紹介・演奏をいたしました。


ロータリー 平和センターとは、世界平和と紛争予防の担い手となる人材を育て、平和推進者の世界的ネットワークを築くことを目的としたセンターです。日本ではICUが提携をしており、世界6カ国7大学院にセンターが置かれており、修士号取得のプログラムもしくは専門能力開発のためのプログラムを提供しているそうです。


ドイツ・アメリカ・イスラエルなど様々な地域からの学生達が訪れてくれました。大学院での研究のため、ご家族で訪日留学されている方もおり、興味深く音楽を楽しんでくれました。


演奏後には、みなさん興味を持って下さり質問も沢山!実際に弾いてもらう体験もして頂きました。

最後にはお寿司や和菓子を囲んで懇談会もし、国際色が豊かなひと時となりました。


日本の伝統音楽:大学秋期授業終了

大学での日本伝統音楽の授業は今期も無事に終了です。

多くの学生が履修を希望し、箏・三味線それぞれの楽器と向き合い、習得しました。

 

カリキュラムは半年間という限られた時間内での授業ですが、毎回個性あふれる生徒たちなので、私自身も刺激を受けます。チャラそうに見られがちな風貌の学生が、実はとっても紳士的で真面目で根性あったり、内気そうな学生が楽器を弾かせると大胆な音を出したり。人の性格と音はリンクしてくるので面白いと感じます。

同時に私が自分自身の音を作る時に改めて色々な事を気付くきっかけにもなります。

 

海外からの留学学生、日本人の短期留学、1年間留学する学生も多くいる学部なので、受講生にはこの授業を通じて、日本の誇りと協調力も備えてもらいたいと思っています。

 

授業終盤で行う「それぞれが半年間学んだ楽器を、学生同士でお互いに教え合う」のコンテンツがやっぱり皆んな楽しいようです(笑)教える事で気付く発見を皆んな体得してくれて嬉しいです。

2023年度定期演奏会、無事に終了しました

今年も無事に定期演奏会が終わりました。

6歳〜80歳を超える方々までが演奏し、日頃のお稽古の成果を発表しました。独奏あり、30人規模の合奏あり、様々でした。

何より本会の主役は日頃から稽古に励まむお弟子さん達。日本伝統楽器を好み、自分と向き合い、精進されるお弟子さん達から、私も学ばせて頂いています。

 

本番当日には会場、音響、照明、ナレーター、調弦、着物着付、邦楽器屋… とても多くの方々に支えられて運営されています。

本番前には丸1日かけての総リハーサルを行ったり、本番に向けて運営に伴う裏方仕事も実はなかなかの規模だったりします。

舎中演奏会なので父母姉と力を合わせて今年も運営しました。47年以上もよく絶やすことなく毎年継続して開催してきた父母を、改めて尊敬する事が多いです。時代の流れを汲んで姉と私で裏方仕事の効率化や改善もしています。

MTVやdiscoveryでイベント運営を担当していた事が今も活かせています(笑)

 

そんなこんなで裏方仕事と演奏で(何気に2曲に1曲は出演してましたので)ドタバタしていたら今年は家族や直弟子達と写真を一緒に撮る暇もなく。大学の部活の教え子&OBOG達の楽しんでる写真をもらいました!

国士舘大学文化祭2023

先週末、国士舘大学@町田キャンパスの文化祭がありました。長年指導をしている箏・三味線の部活「竹風会」の演奏披露も無事にでき、個々人の成長を感じました。1年生から3年間続けて部活動している子、半年前の授業を受けてから部活に入った子など演奏歴は様々です。人前で演奏させて頂くことで、学ぶ事が沢山あると実感してもらえたようです。
そして文化祭のステージ発表部門で第2位を獲得できたそうです!
演奏の他にも文化祭の来場者向けに体験会を実施したり、積極的に活動する彼ら彼女達を微笑ましく思いました。

演奏&講演@肥後細川庭園が終わりました

先週の中秋の名月に演奏&講演させて頂きました。お陰様で満員御礼、歴史ある素敵な肥後細川庭園の和室で趣を感じながら、お話、演奏させて頂きました。

ご年配の方々も多く『私が話す内容など既に知っていらっしゃることばかりかしら…』とドキドキしましたが、皆さん身を乗り出して興味津々に聞いてくださいました。


名月ということで、月をイメージしたお気に入りの帯を締めたところ、こちらも大好況でした!終演時間の時にはあいにく雲に月が隠れてお庭からは名月が楽しませんでしたが、月の光が雲の反射していたようで空がとても明かったです。


皆さんにお伝えしたい日本文化や演奏曲目も山盛りだったのですが、時間が足りすにお話も曲も端折りましたが、もっともっとこのような機会を作っていきたいと思います!!!


ご縁や機会をくださったことに感謝です!

定期発表会を開催いたします

今年も舎中の定期演奏会を行います。
お弟子さん達が年に1回、お稽古の成果を発表する機会です。

『仕事をバリバリしている方』『学校に通う学生』『家事・育児をしている方』『定年後の時間を活用している方』様々な人生ステージを歩んでいらっしゃる生徒さん達が、『箏・三味線・尺八』という和楽器を通じて、一緒に合奏したり、成長を褒め称えたり、叱咤激励したりします。
最年少は6歳、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代、そして80歳を超えていらっしゃる方が何人かいらっしゃいます!
この『発表会』があるかないかでは、やはり個々の成長は断然違います。
『ステージで演奏して、観ていただく』ことは、緊張し、葛藤し、そして喜びとなるので大きく成長する過程となります。

秋深まりゆく時期、お時間があれば是非お越しくださいませ。
発表会ですのでお耳汚しの曲も多々あるかと思いますが、入場無料、出入り自由ですので、気軽にご笑聴、ご笑観くださいませ!

【開催日程】
2023年11月12日(日)
11:00 開場
11:30 開演
17:20 終演予定(終演は早まる可能性がございます)

大学の伝統音楽授業(春期)終了!

春期の伝統音楽の授業も無事に終了です。
コロナの影響を考え、2020年からの3年間は、授業内における学生同士の接触は極力控えていました。しかし今期から「履修した楽器を学生同士で教え合う!」機会を復活させました(^-^)

これが、とても盛り上がるんです!(笑)
授業では座学の勉強もしますが、実技として学生に箏か三味線を選択してもらいます。箏チーム、三味線チームに分かれて毎週それぞれ実技授業を行い、最後には発表し合い、合奏し、そして相手チームに自分が学んだ楽器の弾き方、楽譜の読み方などを教えます。
あーでもない、こーでもないワチャワチャしながら教え合いを終えると、ほぼ全員が「あっちの(自分の選択していない)楽器の方が本当に難しい…」と悲鳴をあげます。その時に伝えるのは「みんなも初めて楽器触った時に同じ感覚だったはず。たった10回程度の練習でも自分が選択した楽器の方が弾きやすいと感じるのは、それだけ練習を頑張った証です。チリも積もれば山となる。練習も回数を重ねると慣れてくる。この経験を思い出して、これからもどんな事も最初から諦めずに、少しずつでもトライして欲しい」と。

なーんて偉そうな事を言いながら、自分自身に言い聞かせてる私です… 初心忘れべからず…

2022年度秋期「着物着付け」の講義&実技授業が修了

「日本の伝統音楽(箏・三味線)」と同じく2022年度秋期も着物着付けの講義&実技が修了しました。
コロナの影響もあり、必須履修日数に届かない学生には特別補講をしたり、いやはや資格の付与が伴う授業はそれだけ学生にも指導者にも厳しいです(笑)
その成果もあって、『きもの』の『着』の字も知らない学生もいるような状況だったのにも関わらず、半年間でこの通り、女性も男性もしっかりと着物を自分だけで着ることができるようになりました。

『着物の着付け=難しそう』と思う人が多いので、最初の授業で伝えるのは『今と昔だと着付けの仕方が多少違えど、明治時代までみんな洋服なんてなくて着物を着てたんだから誰でも着られるよ!』と。すると『あ!そうか!』とそこで気がつく学生達が多く、講義も実技も教え甲斐があります(笑)洋服は曲線裁ち、着物は直線裁ちの背景や歴史を話したり、みんなに『へぇ〜!』と面白がってもらえるような工夫を授業に盛り込んでいます。面白くなければ楽しくないし、覚えない!(笑)
どの大学の授業もゼミ以外はほぼ大人数の授業が多い中、私が携わらせてもらっている体験型の直接指導授業はコロナの影響後はさらに少人数制になりました。
だからこそ一期一会の機会を大切にし、私が恩師達に感謝しているように『あの先生の授業楽しかった、タメになった』と思われるような授業にしたいと、毎期・毎授業、思っています。