『着物着付け』春期授業終了

大学の『着物着付け』春期授業も無事に終了しました。
3年前から国士舘大学でスタートしたこの授業、当初は『女性クラス』のみでしたが2022年度より新たなチャレンジをスタートさせました。そう、『男性クラス』。

女性は七五三を始め、成人式や卒業式で着物や袴を、夏祭りや花火大会では浴衣を着る機会が男性より多いので興味を持つ女子学生が多いだろうと私も大学も思っておりました。
ところが当大学での別授業『日本の伝統音楽』の受講男子学生達に興味の有無を聞いてみたところ、意外に多くの学生が興味あるとのこと。学部自体にも男子学生が多いので是非開講したいと大学と交渉の上、なんと今年から開講する事ができました!

プライベートでの個人やグループレッスンとは違い、大学の授業としての構成にするために学術的な側面、技術的な側面、体験参加型の側面、あらゆる面からのアプローチを考えて半期の授業内容に仕上げました。
資格取得できる授業としての位置づけのため、1クラスの人数は制限を設けさせて頂き、今期女性クラスは3クラス、男性クラスは1クラス開講し、約30名が無事に修了しました。

いやはや、なかなかハードな授業でしたが、受講生がみんな楽しみながら技術や学術を身につけてくれて嬉しかったです。

猛暑下での修了!

6月のお稽古再開から着物着付けをスタートしたフランス美人女子達。彼女達は今まで自己流で着物を着ていましたが、歴史や手結びを改めて勉強し、今夏無事に本科を修了しました!本当に勉強熱心で素晴らしい生徒さんです!これから更に上を目指して中級(研究科)に進みます。そのうち1人は同じく6月からお箏レッスンもスタートしていて、成長が頼もしいです。

箏・三味線・着物着付けそれぞれの個人レッスン、グループレッスン共にお稽古に励まれている皆さんの熱心さに私も元気を頂いています!

BANG & OLFSEN様とのイベントレポート掲載

今月1月12日に開催させて頂いたBANG & OLFSEN様とのイベントのレポートが掲載されました。
お陰様で定員を多く上回る方々にご来場頂きました。
Awareness Japan『日本伝統音楽への扉~音色を愉しむ』として、箏・尺八・三味線の歴史や楽器の仕組み、そして古典~現代までの楽曲の楽しみ方などもご紹介させて頂きました。
BANG&OLFSENの最高級デジタルスピーカー『Beolab 90』で聴く音は臨場感に溢れており、まるで生演奏聴いているかのようでした。

♪是非こちらのレポートをご覧ください♪↓↓↓
https://beostore.jp/blogs/brandnews/20200120_01

第43回定期演奏会が無事に終了

先日無事に定期演奏会が終わりました。
ご来場くださった皆様、どうもありがとうございましたm(_ _)m

多くのお弟子さん達が日々稽古を重ね、そして発表の場に携われることを嬉しく思います。
学生達や初舞台の方々も堂々と演奏し、終わった後はそれぞれが高揚した様子で緊張感から解放されており、微笑ましかったです。
私自身は演奏会全楽曲のうち半分位は出演しておりましたが、その中でも初めて演奏する曲があり、ハプニングの連続でしたがなんとか弾き納め…ましたが…まだまだ私自身も精進が必要だと痛感しております。本番の舞台も毎回学ぶことが多いです。
また、今年は名許(準師範)を取得された方がいらっしゃったので、お祝いの舞台として名許以上の演奏者は黒留袖の着物でした。

来年も11月に定期演奏会の開催を予定しております!皆様ぜひ気軽にお越し頂ければ幸甚です♫

学園祭の準備!

国士舘大学の町田キャンパスでは今月『鶴川祭』という学園祭があります。授業履修者の有志メンバー、および箏・三味線の部活『竹風会』のメンバーが学園祭で発表会を行います。
約半年間で学んだ技術で舞台に立つのは、みんな緊張するようです。しかし舞台に立つという好機を活かすべく、夜間練習にも積極的に参加してリハーサルを重ねています。

何事も真剣に取り組む姿はキラキラと輝いていて素敵です!
お近くの方は気軽にいらしてくださいませ。

⇒台風の影響により鶴川祭は中止となりました。ご了承くださいませ。(2019年10月10日)

日時:2019年10月13日(日)11:00~12:00
場所:東京都町田市広袴1-1-1 国士舘大学 町田キャンパス 31号館
(小田急線『鶴川』駅下車 スクールバスを利用、もしくは駅前バスターミナル2番乗り場から「六丁目」「センター」「北廻り」のいずれかを経由する「鶴川団地行」バスで8~10分。「国士舘大学前」下車。)
https://www.kokushikan.ac.jp/access/machida/index.html
鶴川祭サイト:https://www.kokushikan.ac.jp/campus_life/school_event/festival/tsurukawa/

秋期の着付け授業@国士舘大学スタート

秋期の『日本の伝統音楽(箏・三味線)』そして『着物着付け』授業@国士舘大学がスタートしました。

箏、三味線、きもの着付け…。これらを若い世代に体得してもらえる事を嬉しく思います。

皆さん これから秋が深くなると着物姿の方を多くみかけるかと思います。猛暑や異常気象が続く夏は なかなか着物を着るという雰囲気にはなりにくいですが、着物は特に 秋、冬、春と とても快適に過ごせます。ご興味ある方は まずはどんな感覚かを味わって頂きたく、体験レッスン致しますので お気軽にご連絡ください(^-^)

『日本の伝統音楽』春期授業@国士舘大終了!

今年も多くの学生が『日本の伝統音楽』を受講し、春期を終えました。初めは「意味が不明」、「とりあえず履修登録した」という学生も15回の授業を通じて、箏・三味線の楽器の魅力にハマる学生が多いです。授業の後半は選択した楽器を学生同士で教え合います。学ぶことの難しさ、そしてそれを自分で理解して人に教えることの難しさも授業で体得してもらいます。

毎年の事ながら、これまで日本の伝統音楽や文化に興味がなかった学生が、授業を通じて考え方や捉え方が変わってくれる事にやりがいを感じます。

学生だけではなく、国内外の多くの方に日本伝統音楽・文化を体験して頂き、その魅力を伝えていきたいと思います!

きもの着付け授業@国士舘大学第1期生終了!

4月から始まったこの授業。無事に先週終了しました。全員無事にテストも受かって初級のお免状を授与しました。初めは帯、着物という単語しか知らなかった彼女達が後半には「先生~!矢ノ羽が抜けない~」「先生~帯の手が足りない~」など使う言葉もあっという間に成長しました。

着物着付けは難しい事はなく、楽しくキレイに楽に着るべし!(^-^)そして着るだけではなく、日本文化の歴史や変化、今も息づく伝統を授業を通じて伝えられて嬉しく思います。

受講生全員が「半年間じゃ物足りない!もっとやりたい!」と意欲を持ってくれた事も嬉しく思います(大学では残念ながら中級クラス新設開講は今年は見送りになりました)

今は猛暑ですがこれから秋~春にかけてお着物が温かく活躍する時期です!着付けをやってみたいなぁ~という方、今からゆっくり始めて 秋の良い季節に着てお出掛けしてはいかがでしょうか?(^-^)

着付けは楽しいが一番!

国士舘大学で今年度よりスタートした着物着付けの授業。多くの学生が着物に興味を持っている事を嬉しく思い、そして同時に重責を感じております。彼女達の興味を膨らませられるか否か、好きになるか嫌いになるか…そう、私次第。

なんと今年度春期履修生の90%が『半期だけじゃなくて、秋期にも、もっと習いたい!』と初級からのステップアップを希望しているのです。
あぁ、教えて良かった!と思う瞬間(涙)授業を楽しめている証拠だな~と嬉しくなります。

そうなのです。眉間に皺を寄せて”伝統文化”を硬く学ぶのではなく、まずは伝統文化にワクワクと興味を持たないと意味がないのです。彼女達にはそのワクワクが生まれているのだと、指導者冥利に尽きます。

ただし現状は大学では初級クラスのみ開講しています。今のご時世、大学講義内に新規の授業枠を増やすのは、なかなか至難の技。。。中級クラスも設置される事を期待している昨今です。

先々週は筆記の小テストを行い、今週は着物の畳み方のテストでした。たまに『着物を着れます!』と言っても正しい畳み方を知らない方がいらしゃるので、そうなっては困る…と思い、学生達に正しい知識を身につけてもらおうと思っています。