JICA(国際協力機構)外国研修員の方々を対象とした講義&演奏体験プログラムを実施

JICA(国際協力機構)様からご依頼頂き、海外研修員の方々に向けて日本伝統音楽の講義、箏の体験レッスンを実施させて頂きました。

参加者はベトナム・ケニア・インドネシア・タイ・エチオピア・エジプト・ミャンマー・シンガポール・フィリピン・スリランカ・・・と世界各国から専門的な研究や研修で来日されている方々でした。


まずは英語で日本の伝統音楽・楽器の歴史や特徴・バックグラウンド・逸話など様々なお話を研修センターでさせて頂きました。久々に英語で1時間の講義をさせて頂いたので私自身も準備段階から自分のスキルアップのために力を注ぎました!質問も沢山してくださり、みなさん本当に勉強熱心な方々で感動しました!講義中もたくさんメモをとって下さったり、大枠をお話しした箇所では『詳細を知りたい!』と言って下さったり。講義は一方通行ではなくキャッチボールが楽しいですね。


そしてその後は稽古場に来て頂き、演奏披露と全員に箏の演奏体験をして頂きました。実技でもとても真剣に&楽しんでくださり、苦手な箇所を何度も練習するなど、皆さんの熱意をとても感じました。


参加後のアンケートでは、実技体験だけではなく講義の意義があったことを感じられる心温まる感想が多く、嬉しかったです。

JICA東京センターの方々、ご参加してくださった方々、どうもありがとうございました。

第49回定期演奏会のお知らせ

今年もやってまいりました、秋の定期演奏会です。日頃のお稽古の成果を思う存分発揮できる場所、そしてなかなか『日本の伝統音楽』が敷居が高いと感じていらっしゃる方々に、気軽にご来場いただける場所として定期演奏会を家元が開催していらっしゃいます。

私のお弟子さん達も日頃の鍛錬を積み、参加させて頂いております。

フッと考えたらば、柳内舎中は『1ケタ年齢の子供達・10代・20代・30代・40代』(←ここまで私のお弟子さん)『50代・60代・70代・80代・90代』(←家元のお弟子さん) という、なんとも年齢幅がものすごい広いことに気がつきました、、、日本の伝統音楽もまだまだ広がっていくことを願うばかりです。

私自身、年齢を重ねるごとに『音の感じ方・楽しみ方・難しさ・理解の仕方』などが変わってきました。その歳に合ったそれぞれの感性で、奏者にも、聴いてくださる方々にも楽しんで頂きたいと思っています。

長丁場の演奏会なので、ご興味のある曲やご都合の宜しいお時間にお越しくださいませ。

今年も皆様のご来場をお待ち申し上げております。

日時:2026年11月22日(日)11時開場・11時30開演/17時頃終演

場所:古賀政男音楽博物館『けやきホール』(最寄駅:代々木上原)

その他:入場無料・曲間での出入り自由です

 

芸術の秋のスタート

芸術の秋で盛り上がる時期になってきました。

先週は家元(父)がもう60年以上?演奏をご一緒させて頂いている飯塚先生門下生の演奏会にて、裏方の調弦をさせて頂きました。場所は赤坂・日枝神社。新しくなってから初めて参拝させて頂きました。

楽器のチューニングについてよく会場やホテルのスタッフの方に質問を受けますが、今回も『知らなかったー!』と会場スタッフの方が目を丸くされていたので皆様にも共有します。例えばピアノは『ドの鍵盤はドの音』と基本チューニングが固定です。箏は『一の絃はこの曲ではレ、あの曲ではラ』など常に『曲によってチューニングが変わり』ます。そのため、演奏会や発表会などでは舞台裏で曲毎に箏を差し替えるので、チューニングの嵐です。なので『調弦師』という人が必要になります。

自分が演奏する時とは違う緊張感を纏いながら、黙々とこなすわけですが、発表会のために練習してきた奏者の方を想って『大丈夫かな、チューニング間違っていないかな』と毎曲ドキドキします、、、決して、『慣れてはいけない』緊張感を持ちながら遂行するべき仕事の1つだと思っています。

13本、曲毎にチューニングが違うって、なかなかですよ!是非皆さんも箏の演奏を体験して頂いて、同時にチューニングの怖さを味わって頂きたいです(笑)

今期前半の大学授業

春期の授業の最後は、『日本の伝統音楽』では学生たちが半期で学んだ箏・三味線それぞれのチームが合同授業で合奏練習をして仕上げます。そしてお互いの楽器を教え合い。毎学期、この時が一番盛り上がります。『えっと、そうじゃなくて、こんな感じで音を出して』『バンバン、じゃなくてトントン』など、擬態語・擬音語が飛び交っていて聞いていて私たちも面白いです。

『着物着付け』では、先生のアドバイスなしに1から1人で着られるか、男女ともにそれぞれ着物を着て整えます。それぞれの得意箇所、苦手箇所があって、練習を繰り返しながら体得してくれる様子を見ていて嬉しいです。

今期から変更したのは日本の伝統音楽の『筆記試験』。これまでonlineで課題を出し、レポート提出にしていましたがAIの進化に伴い、『ん???』という解答が増え、姉と検討して筆記試験に変更しました。AIに聞いたらすぐに解答が出てしまう世の中、便利ではありますが自身の頭を使う機会、考えを述べる機会が減っているように感じるため、採点する私たちは大変になりますが、学生たちに少しでも有意義な授業になるように改善、進化させています。

さて、今期はどんな珍解答があるかも、楽しみです。

日本語学校での体験授業

先日、MANABI外語学院東京校で韓国からの留学生を対象に、『日本の伝統文化体験』として『箏』と『水引』に関して講義&体験を実施させて頂きました。

 

私が教員を勤めている国士舘大学で箏・三味線の部活にも入っていた教え子が、日本語教員としてこの外語学院に就職し、立派に働いています。社会人になっても私の個人レッスンを継続していて、その子が今回企画立案&実施をしてくれて、とても感動しました。

 

『箏』では歴史・構造・文化背景などを中心にまずは講義→そして韓国で有名な『アリラン』の曲などを編曲して、学生たちに箏を演奏体験&合奏して頂きました。

『水引』では以前勤務していた会社の先輩にご協力頂き(その方も今では結納・祝儀老舗店を担っていらっしゃいます)歴史や成り立ち、結納儀式のお話なども聞いて→水引結びを体験。

 

学校の先生達も楽しんでくださり、教え子の立派な社会人姿も見ることができ、有意義な機会でした。

 

周年記念式典にて演奏

先日、東京国分寺ロータリークラブ様の60周年記念式典にて演奏させて頂きました。60年もの間、いろいろな方がクラブを受け継いでいる姿を拝見し、歴史、そして時代に伴う改革を感じさせて頂きました。演奏のお声掛けをくださり、ありがたく存じます。
慌ただしく終了し演奏後に姉と記念撮影。いつも一緒に活動してくれて感謝です。
移動、セッティング、サウンドチェックなどの時間を考慮して、事前に着物を着てから搬出入を行いましたが、毎日こんなに暑いと着物は汗ぐっしょり、、、。
ちゃんと着付小物もお手入れして次回の出番に備えないと着物も小物もダメになってしまうのでアフターケアも大切です。それにしてもこの気温の寒暖差は着物の季節着用ルールを飛び越えて、気温に合った着物にしないと体が悲鳴をあげそうです。

あっという間に今期も完走!

2025年秋期の大学授業も無事に終了しました。
初めて和楽器に触る学生も多く、毎週の授業を通じて楽器と親しんで音を奏でる。個々人がどう楽器と向き合うか、楽しむか、それによって上達度も変わってきます。
音楽専門の大学ではないので、上手に弾けることだけで成績は決めていません。楽器の扱い方、親しみ方、理解力、などなど多岐にわたって観察し、学生の個性を引き出していければと思っています。
各クラスの雰囲気もありますが、何より『日本の文化に興味を持つ』『音を楽しむ』環境を作りたいと思っています。
授業の最後には箏チーム、三味線チームが1つの曲を合奏、そして自分が学んだ楽器を相手チームの学生に教えることもあります。教えることで初めて知る『難しさ』と『楽しさ』に向き合って欲しいから。

着付も初めて着物を着る子達ばかり。七五三で着た(らしい)けど『覚えてませーん!』がほとんど。
大学生になって着物って面白そうと思ってもらえるだけで、この授業を開講した甲斐があります。
着物も1から初めて最後の修了試験には全員が1人で着られるようになります。その達成感も味わって、自信に繋げて欲しいと思います。
今期は4年生の受講生も多く、これから社会人となっていくのだなぁ~と思うと、少しでも色々な知識を身につけて欲しくて余談も増えてしまう授業です。

新年会での演奏

今年も新年から様々なところで演奏させていただく機会を頂戴でき、感謝申し上げます。

東京赤坂ロータリークラブ様では、父・姉と共に新年会で演奏を、東京国分寺ロータリークラブ様&東京武蔵国分寺ロータリークラブ様の合同新年会では姉と演奏をさせて頂きました。

皆様新年から温かく迎え入れてくださり、耳を傾けてくださり、皆様が今年も良き1年となりますように、心を込めて演奏させて頂きました。

国分寺ロータリークラブ現会長の萩原会長には、私が高校生の時からお世話になっており、人生で幾度となく明るい道標になって支えてくださっています。会長になられた際に演奏させて頂けたことが本当に感慨深いです。

今年も色々なご縁を大切にして、邁進していきたく思います。

2025年定期演奏会ありがとうございました

今年の演奏会も無事に終了しました。

日々お稽古に励み、お弟子さん達が舞台で輝く発表会は、私も緊張と感動が伴います。

当日を迎えるまで「運営側として準備し忘れたことがないように」「誰も体調を崩さないように、怪我をしないように」「楽譜や備品など忘れ物がないように」など毎度のことながらハラハラ・ドキドキ心配をしております。

本番は舞台の神様が温かく見守ってくれているはず。。。ですが、たまにイタズラもされるので、それでこそ生演奏・本番の醍醐味なのでしょう。


改めてまして、演奏会を支えて下さいました会場、音響、照明、ナレーション、調弦、運営の皆様、そしてご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。

どうもありがとうございました。

秋の定期演奏会

今年で48回目。恒例の定期演奏会のお知らせです。

1年に1度の定期演奏会は、柳内門下のお弟子さん達が一同を介して、お稽古の成果を発表させて頂く機会です。
父の多くのお弟子さん達は、私が生まれる前から習っている方々もいらっしゃいます。つまり、私の生誕〜今現在も全部の良し悪しの過程をご存知です(笑)本当にありがたい先輩達でございます。
私の一番新しいお弟子さんは、今年大学に入学した1年生達です。数ヶ月前までは『コト?』『シャミセン?』と全く楽譜も読めず、もちろん初めて楽器に触れた子達が、夏練習も経て舞台に立たせて頂きます。
そして、幼児部の女の子2名は今年が初舞台!一緒にドキドキ・ハラハラしながら準備をしています。

毎週や毎月、しっかりお稽古に通われて練習しているお弟子さん達には、いつも私が頭が下がる思いです。彼ら・彼女達のその気持ちに応えられるように、私自身も精進したいと身が引き締まる思いの定期演奏会でもあります。

入場無料の発表会でございますので、多くの方々に気軽に日本伝統音楽に触れて頂ける機会となれば幸いです。

2025年11月9日(日)
午前11時30~17時頃まで
代々木上原・けやきホール