今期前半の大学授業

春期の授業の最後は、『日本の伝統音楽』では学生たちが半期で学んだ箏・三味線それぞれのチームが合同授業で合奏練習をして仕上げます。そしてお互いの楽器を教え合い。毎学期、この時が一番盛り上がります。『えっと、そうじゃなくて、こんな感じで音を出して』『バンバン、じゃなくてトントン』など、擬態語・擬音語が飛び交っていて聞いていて私たちも面白いです。

『着物着付け』では、先生のアドバイスなしに1から1人で着られるか、男女ともにそれぞれ着物を着て整えます。それぞれの得意箇所、苦手箇所があって、練習を繰り返しながら体得してくれる様子を見ていて嬉しいです。

今期から変更したのは日本の伝統音楽の『筆記試験』。これまでonlineで課題を出し、レポート提出にしていましたがAIの進化に伴い、『ん???』という解答が増え、姉と検討して筆記試験に変更しました。AIに聞いたらすぐに解答が出てしまう世の中、便利ではありますが自身の頭を使う機会、考えを述べる機会が減っているように感じるため、採点する私たちは大変になりますが、学生たちに少しでも有意義な授業になるように改善、進化させています。

さて、今期はどんな珍解答があるかも、楽しみです。

日本語学校での体験授業

先日、MANABI外語学院東京校で韓国からの留学生を対象に、『日本の伝統文化体験』として『箏』と『水引』に関して講義&体験を実施させて頂きました。

 

私が教員を勤めている国士舘大学で箏・三味線の部活にも入っていた教え子が、日本語教員としてこの外語学院に就職し、立派に働いています。社会人になっても私の個人レッスンを継続していて、その子が今回企画立案&実施をしてくれて、とても感動しました。

 

『箏』では歴史・構造・文化背景などを中心にまずは講義→そして韓国で有名な『アリラン』の曲などを編曲して、学生たちに箏を演奏体験&合奏して頂きました。

『水引』では以前勤務していた会社の先輩にご協力頂き(その方も今では結納・祝儀老舗店を担っていらっしゃいます)歴史や成り立ち、結納儀式のお話なども聞いて→水引結びを体験。

 

学校の先生達も楽しんでくださり、教え子の立派な社会人姿も見ることができ、有意義な機会でした。

 

浴衣の撮影

箏や三味線、着物の写真を撮って頂いたことのあるサカエさんが、ご自身の作品を制作するにあたり撮影にご協力させて頂きました。

ボケたり引きの絵画的な写真を撮り、その後は、、、サカエさんのアイディアと技によって独自の作品へと変わるとのこと。楽しみです!

 

先月、屋外での撮影でしたがいやはや猛暑だと浴衣でも暑いですね。。。

着物は『季節の装い』と言ってこの種類の着物は、この時期に着るべし!と、ある程度の”決まり”が昔からあるのですが、昔と今の東京の気温差を考えると、・・・そんなこと言っていられませんね。この”決まり”も、時代に沿って変更していくべきだと感じております。

 

Photo by  Sakae Okatomi



伝統音楽・着付けの授業修了

大学での着付けの授業で修了証書の授与。

男女それぞれの着付けのカリキュラムも独自に作っています。半期の授業で自分で着物を着られるようになる!だけではなく歴史的な背景や使用する小物の意味なども伝え、日本文化を総体的に捉えてもらうようにしています。

今期は履修生が少なかったためアットホームな雰囲気でした。

「日本の伝統音楽」「着物着付け」の授業を通じて、若者達が日本文化に興味を持ち、実体験として身につけて世界に羽ばたくことを願っています!最後の集合写真は「好きなポーズして写真撮ろう!」と声を掛けたら盛り上がってこんな感じ(笑)若いって可愛い🎵

さてさて大量のレポート&成績評価作業が待っております

 

フランスと日本

昨年から着付けの個人レッスンを受講していたフランス人のベネちゃんが、フランス大使館での任務を終えて帰国することになりました。

とても勤勉で今ではすんなり自分で着物を着られるようになりました。帰国する際の引越し荷物は着物と帯でいっぱいだそうです(笑)

 

「フランスに帰ってもたくさん着物を着たいです!」と目をキラキラ輝かせながら話す彼女を見て、教えがいがあったなぁ〜と感じます。

「麻貴先生、フランスに教えにきて下さいね!」なんて言ってくれるので、フランスで「日本伝統音楽と着物のファッションショー」とかやりたいなぁと妄想したりします。

 

ここ数年、フランスとの関わりが多く、今まで感じてたフランスのイメージが良い意味でガラリと変わりました。3人で一緒に写ってるのは同じくフランス人で箏のお弟子さんのアナちゃん。

日本伝統音楽も着物も「歴史と共に今を息づく芸術」として各国に届けていきたいです。